双子用ベビーカーサイベックスガゼルS【使用レビュー】！縦型2人乗りベビーカーのメリット・デメリットをご紹介！

2023年6月23日、ついにサイベックスの2人乗りベビーカー『ガゼルS（Gazelle S）』が日本で発売開始されました！

双子育児で実際にガゼルSを使用してみた感想を、メリット・デメリットを踏まえながら徹底レビューしたいと思います！

我が家は並行輸入ショップにて購入した2022年モデルを使用しています。

サイベックス　ガゼルS（Gazelle S）の魅力

【2023年6月】に日本で発売される以前は、ガゼルSは日本での販売はなく海外限定販売モデルとなっていました！

そのため2人乗りベビーカーの中でも、ガゼルSは街中で見かける機会はまだ少ないと思います。

そんなガゼルSの最大の魅力は…

シングルシート（1人乗り）としても、ダブルシート（2人乗り）としても使えること！

双子・年子だけでなく1人目出産後に2人目が増える家族構成の変化にも柔軟に対応できるハイスペックさが特徴です！

	シングルシート	ダブルシート
対象年齢	生後1ヶ月〜4歳頃まで（トラベルシステム使用：新生児〜）
適応体重	〜22Kgまで	各シート〜22Kgまで
フレーム重量	8.8kg（下部バスケット含む）
フレーム＋シート重量	12.8Kg	16.4Kg
走行時サイズ	奥行93×幅65×高さ100〜110cm	奥行106×幅65×高さ100〜110cm
折りたたみ時サイズ	奥行86×幅65×高さ100〜110cm
ハンドルバー高さ	110〜110cmで調節可能
バスケット耐重量	下部10kg ＋ 上部（取り外し可）13kg ＝ 23kg
シートリクライニング	フルフラット
ストラップ調整	ワンプルハーネス機能搭載
シート向き（対面・背面）	両対面式

サイベックス　ガゼルS（GazelleS）の買い方

ガゼルSはアレンジの幅が広いので、買い方もさまざまです。

1人乗りとして購入後、後から追加でシートを購入することも可能です。

基本セット

ベビーカー本体＋シート×1＋バスケット

ユニットシートセット

基本セット＋追加シート

追加ユニットシート

追加シート単品

サイベックス　ガゼルS（Gazelle S）のメリット

シートアレンジが可能

ガゼルSはユニットシートやベビーシートを組み合わせることによって、さまざまなシートアレンジが可能です！

シングルシートで1人乗りベビーカー

ダブルシートで2人乗りベビーカー

ベビーシートを装着してトラベルシステム

トラベルシステム対応

ガゼルSはトラベルシステムとして使用可能です！（ベビーカー ＋ 専用アダプター ＋ ベビーシートを装着）

ベビーシートは新生児から対応可。

トラベルシステムを使用すると、ガゼルSも新生児から使用することができるようになります！

トラベルシステムを使用（ベビーシートを装着）するメリット

 新生児期から対面式ベビーカーとして使用可能！
 ベビーカーと車との移動が楽に！（赤ちゃんを起こさず移動が可能）

双子退院時もベビーカー ＋ ベビーシートでお迎えに行きました。

ベビーシートに乗せた赤ちゃんを起こさずそのまま車の中に移動できるので、バタつくことなくスムーズに移動ができました！

ベビーシートに乗った双子はスヤスヤ…

退院時の車内の様子

ガゼルS専用アダプター

基本セット＋ベビーシート＋アダプター

抜群の走行性

ガゼルSはサスペンションと衝撃吸収システムを搭載しており、後輪にはかなり大きめなタイヤを使用しています。

同じサイベックスのベビーカー【ミオス】と比較すると横幅・タイヤのその大きさの違いは一目瞭然です。

この大きな後輪のおかげで2人乗りのダブルシートでも、スムーズで滑らかな走行性！

重さがあるので歩き出しのスタートには力がいりますが、押し心地や普段の走行性でストレスを感じたことはありません。

大容量のバスケット

ガゼルSの下部バスケットはかなり大容量なので、双子 ＋ 2歳児の荷物を入れても余裕があります。

ちょっとした旅行などの荷物も十分積めるくらいの容量です。

横幅がスリム

ガゼルSは縦型2人乗りベビーカーなので、横型2人乗りに比べて横幅がコンパクトでスリムです。

横幅がスリムなので、狭いエレベーターの入り口や店舗の入り口で困った経験はあまりありません。

バリアフリー対応改札の幅は90cm程度となっているので、バリアフリー対応の改札を余裕を持って通れる幅だと考えるとなんとなくイメージしやすいと思います。

私たち家族が住んでいるマンションは入り口が狭めなエレベーターなので、横幅がスリムな点はとても助かっています。

おしゃれ

これはサイベックスのどのベビーカーにも共通するメリットですが、本当におしゃれでスタイリッシュ！！

日本で発売されたばかりなので周りと被ることがないのもおすすめポイントです♩

サイベックス　ガゼルS（Gazelle S）のデメリット

全長が長い

縦型なので全長が長く、操縦性・操舵性が他のベビーカーに比べて劣ってしまいます。

細い道でのカーブや方向転換がしにくいので、後輪を持ち上げて操作をすることがしばしば。

2人乗りで下段シートを背面シートにすると、ベビーカーに乗っている子どもの足がかなり前に出てしまいます。

2歳児が下段シートに座るとこんな感じ！

本体が重い

ガゼルSはダブルシート（2人乗り）で使用した場合、16.4kgとかなり重たいです。

頑張れば車への積み下ろし作業は問題なく行えますが、ママたちにとってはやっぱり大変だと思います！

折りたたんでも大きい

ガゼルSはシートを2つ装着したまま折りたたむことが可能です。

1人乗り（シングルシート）やシートが装着されていない状態ではある程度コンパクトに折りたたむことができます。

しかし2人乗り（ダブルシート）の状態だと、折りたたんでもコンパクトになりきらないのがデメリットです。

車に積む時や玄関先に置くときは、シートを外すなどの工夫が必要になる可能性がありそうです。

アルファードに積んだらこんな感じです！

価格が高い

私がガゼルSをの購入を検討したときは日本未発売だったため、並行輸入で購入しました。

そのため円安の影響をかなり受け、とても高額でした…

しかし！

ついに日本で発売されることになったおかげで、並行輸入で購入するよりもかなり価格を抑えて購入できるようになりました！

それでも2人乗りベビーカーなので、1人乗りベビーカーと比較すると高価なのはデメリットです。

可愛さは横並びに劣る

双子や年子の赤ちゃんが横並びベビーカーに二人揃ってベビーカーに乗ってる姿って、とっても可愛いですよね！

縦型ベビーカーだとその可愛らしい姿が見れないのが、少し残念だったなぁ…と思います。

縦型だと赤ちゃんのお世話がしにくいのもデメリットです。

サイベックス　ガゼルS（Gazelle S）のその他の特徴

ワンプルハーネス

2023年サイベックスベビーカーに搭載された「ワンプルハーネス」機能。

ハーネスの長さ調節がストラップを引くだけで簡単に行えて瞬時に子どもの体にストラップをフィットさせることができるので、とても便利です。

シートリクライニング

シートリクライニング、レッグレストリクライニングそれぞれ簡単に調節ができ、フルフラットに調節可能です！

 シートリクライニング：4段階調節（写真左）

 別売りシートユニットのリクライニング：3段階調節（写真右）

 レッグレストリクライニング：3段階調節

ハンドルバー

ハンドルバーは100〜110cmに調節が可能です。

シングルシートとダブルシートで使い分けたり、ベビーカーの全長を短くしたい場合にハンドルバーで調節できます。

大きめなサンキャノピー

拡張可能なXXLサンキャノピーがついています。

UPF50 +、UPF50 +保護生地で作られていて、メッシュウィンドウを備えているので通気性も抜群です。

まとめ

以上、サイベックス『ガゼルS（Gazelle S）』の使用感レビューでした。

ご紹介した通りガゼルSにはメリット・デメリットそれぞれありますが、我が家にとっては間違いなく「双子育児で買ってよかったアイテム」です！

ガゼルSのおかげで快適な毎日を過ごせているので、本当におすすめしたいベビーカーです。

この記事が「家族のライフスタイルに合ったベビーカーを探している方々」の参考になれば嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました！